中川財務金融担当相、辞任で思うこと
中川昭一前財務金融担当大臣が、G7の閉幕後にろれつが回らない状態で記者会見をしたことの責任を取って2月17日に辞任しました。
最初、本人は「薬をいつもの2倍飲んだ」と釈明していましたが、私自身あの記者会見を見た限り、「お酒を飲んだ状態しか考えられない」とすぐに感じました。結局は、本人も飲酒したことは認めたようですが、たしなむ程度ではあの状態にはならないはずです。結構な量のお酒を飲まない限りあの状態にはならないでしょう。これは、私の経験上で感じたことです。
辞任は当然ですが、直ぐに辞任しなかったことがご自身の今後や、自民党、さらに世界に対しての日本の立場を危うくしたように思われます。
ところで、あの記者会見は今回のG7のスケジュールに既に入っていたはずです。突然の記者会見ではないはずです。最初から決まっていた会見にあの状態で出席する中川氏の品格を疑いました。
さらに、マスコミでは「中川氏の側近などが、どうして会見に出席させないようにしなかったのか?」とか、「お酒を飲まないようにしなかったのか?」ということも言っていましたが、それ以前にご本人自らお酒を自粛するのが当然でしょう。
有権者から選ばれた国会議員として、
担当大臣(財務・金融担当のトップ)として、
G7へ出席した日本代表として、
の立場を本人は全然理解していなかったということでしょう。
中川昭一氏(56)は、1983年に衆議院に初当選したそうです。その後、自民党の要職や農林大臣等を歴任したそうです。今年で議員歴は26年になろうとしていますが、お酒好きで有名だったそうで、今までもお酒で何回も失敗しているようです。同じ失敗を何回も繰り返しているということは、
国会議員としての品格、資質が無いということだと思います。
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