カップめんはいくら?
昨日(10月28日)、参議院の外交防衛委員会で民主党議員が麻生首相に、「カップめん1個の値段はいくら?」を質問したそうです。首相は、「1個400円位」と答弁したそうです。先日、麻生首相は都内のスーパーに視察したようです。庶民派をアピールしようとした行動でしょう。その行動に対しての質問だったのでしょう。
しかし、「スーパーをざっと見ただけでカップめんの値段を覚えられますか? さらに、野菜や魚・肉・醤油やみりん等の調味料の値段を全てそこで把握できますか?」と、私は首相に質問した民主党議員に、逆に質問してみたいです。
カップめん1個の値段を知っていれば、”庶民派”なのでしょうか? 私個人的な見解は違うと感じました。これから書くのは、まったくの私見ですので違う意見をもたれる方もいらっしゃると思いますが、ご勘弁下さい。
カップめん1個の値段を知っている知らないよりも、この急激な経済不安定。一向に解決に向かわない年金問題。さらに、抜き打ちで調査した地方自治体の不明瞭な予算の使い方。無駄な随意契約。無駄な天下り先になっているさまざまな団体。本会議中にワンセグを見ている議員や委員会等で居眠りしている無駄な国会議員。他にも国・地方レベルでのさまざまな無駄。
これらの無駄を一掃してくれれば、所得税や消費税などの直接税・間接税を低く出来るでしょう。そして、子供を安心して出産できて育てることが出来る環境。さらに、年金を始め医療費の低減等により将来も安心して日本で生活できるような設備・政策の整備。
そのような環境を整えてくれば、内需拡大が出来るかもしれません。
ある国会議員が最初に書いたような質問(あえて言うと、くだらない質問)をする議員を選んだ私達国民が情けないとも感じました。
与野党の区別なく、上に書いたようなさまざまな無駄や矛盾を排除する政策をすぐに実行できるような建設的な議論を望んでいます。
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