線路の重さは?
久しぶりに得意分野のネタです。
では、鉄道の線路の重量はどれくらいだと思います?。
【線路1mの重量】が基準となります。重量が60kg、50kg、40㎏、37㎏、30㎏があります。そして、重量が重いレールほど乗り心地がよく、狂いが生じにくいです。また、重量(電気機関車等)のある列車が走行する路線や、列車が高速(新幹線や特急)が走行する路線、運行頻度の高い路線(通勤路線)に向いています。
ということは、新幹線はほとんど60kgレールを使用しています。また、一部のJR在来線・民鉄も使用しています。50kgレールは、ほとんどのJR在来線・民鉄で使用されてます。それ以下のレールは地方路線での使用が主です。
それで、レール1本は約25m。50kgレールとすると、1本は約1,250kgになります。
また、最近は継ぎ目のないレール(ロングレール)の敷設(ふせつ)が多くなりました。電車に乗っているときに、”ガタン・ゴトン”という音や振動がないときは、ロングレール上を走行しているときです。利点としては、継ぎ目がないことは列車の安定走行や、乗り心地がよくなること、騒音も軽減されます。長さは、数百メートルから数キロメートルに及びます。
では、どうやって線路上にそんな長いレールを搬入するかというと、上にも書いたようにレール1本は約25m。これを、敷設する現場で溶接によりレール同士を継いで、ロングレールにします。そして、完成したロングレールを敷設します。
最近のコメント