列車の乗車率とは
今日は、タイムリーなお話です。
夏休み・お正月・ゴールデンウィーク等に、よくニュースで「東京発の下りのぞみ○○号は、乗車率1△△%で発車しました。」というようなセリフをよく聞くと思います。乗車率を計算できることは、まず車両の定員は何人くらいなのかということが決まっているのでその計算が出来ます。
その定員とは、新幹線にはグリーン席・指定席・自由席と3種類に分かれています。グリーン席・指定席は、その座席数分しか切符は発券しません。それぞれ【□号車◇列×番】と指定された席の切符を持った人しかその車両に乗車することは出来ません。混んでいるからといって、自由席の切符でグリーン席・指定席の車両の扉付近にいることもいけません。
残りは自由席です。座席は決まっていませんし、自由に乗れます。座席との間の通路や扉付近にいることもできます。
つまり、グリーン席・指定席は全座席分の切符しか売られないということは、100%となります。残りの自由席の車両で、上の乗車率を計算することになります。
JR東海では、乗車人数を実際に「乗車券を拝見いたします。」と言って、切符をチェックしている時にカウントしているらしいです。ちなみに、新幹線や在来線の特急などは自由席を含めた全座席数分が定員となります。
皆様が、普段利用しているJR在来線や民鉄の定員については、また明日。
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へぇ~!でした。
大阪往復の新幹線に乗りましたが、乗車率100%でした。
裏番長殿、質問です。
京都や名古屋で乗っている人が人が入れ替わるでしょ。
だからそのたびに乗車券拝見に車掌さんがこられるのですが、ちゃんと入れ替わった座席のところに間違われずにいかれますよね。
これはどういう仕組みになっているのですか?手に小さい機械を持って見てられるような気もするのですが、不思議です。
投稿: 茜依子 | 2005年8月15日 (月) 15時48分