裏番長日記

昨日、西武－楽天戦で西武ライオンズの西口文也投手が９回まで１人の走者も出さない完全試合を続けながら、両チーム無得点のまま、延長１０回表に、打者２８人目の沖原殿にヒットを打たれ、史上１６人目の大記録はなりませんでした。結果は、１０回裏西武のサヨナラヒットで１－０で西武が勝ちました。楽天の一場投手も久しぶりの１軍のマウンドで９回まで０点に抑えたことも立派だと思います。まだ、勝ち星はありませんが。　

西口殿は過去にも２００２年８月２６日のロッテ戦と今年５月１３日の巨人との交流戦で、９回二死まで無安打無得点を続けながら記録達成を逃しているそうです。あまり、記録に縁がない選手かも知れません。

西口殿は松坂大輔殿が入団する前は、西武のエースピッチャーとして君臨していましたが、松坂人気と西口殿の調子が悪かったことが重なって、ここしばらくは松坂殿の陰に隠れて２番手、３番手をいう立場でしたが、今シーズンは昨日の勝ちで１６勝目（４敗）。パ・リーグのトップタイの成績です。松坂殿の今シーズンの成績は１０勝１２敗。

ちなみに、１５人目の完全試合達成者は元巨人で現在は解説者の槙原寛己殿。確か、平成６年５月、広島戦が福岡ドームで開催されましたが、その時の三塁手は長嶋一茂殿。あの一茂殿が三塁の守備についていたとは。

完全試合の意味を説明していませんでした。完全試合とは、ヒットはもちろん、フォアボール・デットボール・エラーなどでランナーを一人も許さずに９回を打者２７人で抑えること。

ノーヒット･ノーランとは、フォアボール・デットボール・エラーでの出塁は許されますが、ヒットを打たれないで９回を０点に抑えること。